一般社団法人日本鉄道運転協会は、鉄道の運転業務(運転技術、法規、事故防止、輸送計画・管理、車両の運用・検修、駅務業務、乗務業務をいう。)に関する調査研究、知識の普及、技術の向上に関する事業を行い、鉄道輸送の安全性、安定性、効率性の向上に寄与するとともに、鉄道事業の振興を通じて国民生活の利便の向上を図ることを目的に、昭和34(1959)年4月1日に創立され、爾来、57年間にわたり活動を行ってきました。新しい公益法人制度施行に伴い、平成23年4月1日に一般社団法人日本鉄道運転協会へ移行しました。
運転協会は約26,000名の個人正会員と約230社の法人正会員によって構成されています。また、事務局組織として北海道、東北、新潟、中部、関西、広島、四国、九州の各地区に8つの支部及び東京に関東部会を置き、会員相互の研鑽、研修、会員活動を行っています。
この運転協会の運営には、代表理事2名(会長、専務理事)、3名の副会長、2名の執行理事、理事41名及び監事3名が当たっています。
運転協会は、毎月「運転協会誌」を発行し、会員のお手元に届けています。
協会誌の内容は、おおよそ次のような記事で月ごとにテーマを設けて編集しています。この協会誌は、運転業務について、広く多数の人の理解を得られるように希望のある各都道府県の中央図書館等に配布している他、会員以外の人にも東京・書泉グランデ及び大阪・旭屋書店を通して販売も行っています。
当協会の会員及び法人会員を対象として、鉄道の運転業務の分野において、技術革新性、保安度向上、業務刷新等に画期的な功績のあった方を対象とした協会の最高表彰である「東記念賞」、永年運転業務に尽くされた法人会員各社の従業員に対する表彰である「運転功労者表彰」、運転協会誌掲載記事の中から優秀な記事に対する「運転協会誌優秀作品表彰」及び運転協会の事業活動、運営に対する顕著な功績があった各委員会委員等を対象とした「運転協会功績者褒賞」があり、毎年1月の当協会の創立記念日に合わせて表彰を行っています。
運転に関する調査研究の実施として、国土交通省、JR各社、公営鉄道、民営鉄道等から技術的に究明すべき課題について受託を受け、調査研究を行っています。また、運転協会の自主研究として鉄道事業者と共同で課題を調査研究し、報告書をまとめ各法人会員に配布活用されています。
その他、当協会の職員等が鉄道事業者からの直接的な要請によって関係運転法規の実地指導、安全対策指導など現地に赴き、教育を実施することも行っています。運転事故防止対策、新任者教育、運転法規・内部規程改正作業等いろいろの運転部門での教育・指導が可能です。
また、海外の鉄道との技術交流、先進事例を視察・見聞するために海外鉄道視察団の派遣を行っています。当協会は昭和36(1961)年以来、毎年視察団を編成し、欧米各国に派遣を行い、本年度まで毎年、視察団派遣を行っています。
法人会員の関係従業員を対象として、専門知識、技術力の向上を図るため、次のような各種講習会、研修講座を開催しています。具体的な講習会日程は、このホームぺージからも開催期間が参照できますので奮って参加くださるようお待ちしています。
当協会では、運転理論、運転保安設備などの書籍を発行し、販売しています。また当協会が発行する運転協会誌を広告媒体とした広告の掲載の申し込みを受け付けています。発行している書籍は、現在次のようなものがあります。このホームぺージからも申し込みを受け付けています。
定款 | 定款(PDF形式:173KB) 10P | 財務 | 2024年度財務諸表(PDF形式:90KB) 2P |
---|---|---|---|
役員名簿 | 役員名簿(PDF形式:35KB) 1P | 事業報告 | 2024年度事業報告(PDF形式:669KB) 15P |
会員の状況 | 年別会員数の推移(PDF形式:58KB) 1P |