
今月号は、激甚化する自然災害について、各鉄道事業者の取組みや専門家の論説を紹介いたしました。地震、台風、突風、線状降水帯によるゲリラ豪雨、火山噴火等々、対策や準備は進めていても、被害は発生してしまいます。その中でできる限りの運行確保に努め、一日でも早い復旧活動にご尽力されているご努力は並々ならぬものとお察しするところです。座談会では各社の指令業務をされている方にお集まりいただき『自然災害に備えた運行管理者の行動と対策』と題し開催いたしました。自然災害にどう立ち向かい、鉄道事業者としての使命を果たしていくか…各社局の皆様の参考になれば幸いです。しかし、今年の夏、汗っかきの私は、1日にハンドタオルを7枚使用することになるなど、暑さも立派な自然災害だと個人的には思っています。